国際ニュースサイト「AFP BB NEWS」に、9月16日付で、「騒音ストレスで魚が短命に、寄生虫への免疫低下 研究」という記事が出ています。
それによれば、英国カーディフ大学の研究チームは、ホワイトノイズをランダムに水槽に流し、寄生虫に感染したグッピーへの影響を調べました。グッピーのグループの一つには騒音を24時間聞かせたあとで寄生虫に感染させ、他の一つのグループには騒音を7日間聞かせている間に寄生虫に感染させました。そして、3つ目のグループは対照群として、寄生虫に感染させたが騒音は聞かせませんでした。
その結果、17日間の観察期間で、騒音を24時間聞かせたグループの疾病負荷(疾患による健康損失を数値化したもの)が最も高くなり、また、騒音に7日間さらされたグループは短命の傾向が強く、他の2グループは平均で14日後に死んだのに対し、このグループは平均で12日後に死んだということです。
論文執筆者らは、「宿主寄生体相互作用における短期・長期の騒音の悪影響が明らかとなり、騒音と動物の健康被害の関連を明示する証拠がまた一つ増えた」とコメントしています。
騒音の動物への悪影響についてはこのコラムでも何度か取り上げてきましたが、また新しい知見が示されたといえます。

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